一足は欲しい、万能アイテム「ローファー」
2022年の秋冬から引き続きトレンド入りしている旬なアイテム「ローファー」。
スカートやワンピースなど甘めのコーデをモードに振ったり、デニムと合わせて抜け感を出したりと、スタイリング次第でさまざまな表情を楽しむことができます。
またオフィスシーンにも馴染みがよく、季節問わず履けて、いつものコーデを旬なスタイルに格上げしてくれます。
今回はそんなローファーの種類をはじめ、定番からトレンドのアイテムまで幅広くご紹介します。
ローファーの種類
ローファーとは、靴紐がついていない、足を滑らせて履くタイプの靴のこと。
スリッポンも構造が似ていますが、ローファーは甲の部分に金具の装飾やフリンジがついているのが特徴です。
ローファーは選ぶデザインによってそれぞれ異なる印象を与えます。ここでは主な3つの種類をご紹介します。
コインローファー
「コインローファー」は、ローファーのなかでも最も定番のデザイン。
サドル部分に切込みが入っているのがデザインの大きな特徴です。諸説ありますが、1950年代にアメリカの学生が切り込み部分にコインを挟んだことから、コインローファー(別名:ペニーローファー)と呼ばれるようになったとか。
ジャケットスタイルからデニムなどのカジュアルなコーデにも合わせやすいので、一足は持っておきたいアイテムです。
タッセルローファー
甲の部分にタッセル(房の装飾)がついたローファーです。
クラシカルな印象で、歩くたびに揺れるタッセルがかわいらしく、上品な雰囲気も漂わせます。
ハリウッド俳優が靴紐にタッセルがついた靴をオーダーしたことが誕生のルーツといわれています。
ビットローファー
「ビットローファー」は、甲の部分に馬具をモチーフにした金具がついたデザインのものです。
1953年にイタリアのファッションブランド「GUCCI(グッチ)」が発表したのが始まり。
金具がアクセントになり、エレガントな雰囲気を纏い、コーデをおしゃれに引き立ててくれるローファーです。
一足は持っておきたい定番ローファー
ここではオンオフシーンで活躍するローファーとともに、履きこなすポイントについて解説していきます。
● スクエアトゥ コインローファー (CX3010)
まずは、初めてローファーにチャレンジするという方にもおすすめの万能ローファーのご紹介です。
スッキリした細身のシルエットがきれいなデザインは、オフィスシーンにもフィット。
低ヒールなうえに、前面とかかと部分に備わったWクッション仕様。柔らかな履き心地で、足が痛くない工夫が施されています。
カラバリも豊富なので、ブラック・ベージュはオンオフ兼用に、優しい色合わせを楽しむならならホワイトを選んで統一感を出すなど、シーンに合わせて数色揃えたくなりますね。
● スクエアトゥ ビットローファー (MJ4404)
スクエアトゥのフォルムが足元をスリムにまとめてくれます。
華奢なビットをあしらったデザインは、コーデを上品に演出してくれます。
エナメルのツヤ感はエッジを効かせた履きこなし、スムースは落ち着いた印象、温かみのあるスエードは秋冬の季節感を演出というような、素材ごとの表情の違いも楽しみたいシリーズです。
上品なタッセルと武骨な厚底でトラッドに履きこなす
トラッド感たっぷりのキルトタッセルと、安定力のある重厚なタンクソールのボリューム感がマッチしたローファー。
足元に存在感が出て、レッグラインをきれいに見せてくれるので、コーデのアクセントにもぴったり。
相性が良いのはパンツスタイルだけではありません。フェミニンなワンピースと組み合わせれば、簡単に甘辛MIXコーデの完成です。
靴下コーデが難しいと思っている方もおしゃれに履きこなしやすく、季節問わないデザインなので合わせる服装によって異なる表情を楽しめます。
こなれ感あるスクエアトゥでトレンド感UP
定番のコインローファーもスクエアトゥでトレンド感UP!
細身のシルエットは柔らかいかかとと、安定感のあるローヒールで疲れにくく、長時間歩く日も安心して履くことができます。
スクエアトゥは幅広いスタイリングに合わせられ、シンプルなデザインは飽きがこず、長く愛用できる一足。個性的なクロコデザインは、マニッシュなコーデにマッチしつつ、大人の女性らしい魅力を引き出します。
ヒールのメタリックラインが上品なアクセントに
甲深のデザインでトレンド感を出しながら、クラシカルな格調を留めたローファー。
上品なヒールのメタリックがアクセントとなり周りと差をつけられる一足となっています。
ハンサムなフォルムがトラッドなスタイルともバッチリ決まり、知的な雰囲気にまとまります。
控えめなメタリックラインは、オフィスシーンでも悪目立ちすることなく、オンオフ幅広いシーンで履きこなせますよ。
まとめ
ローファーの種類を知るとコーデへの取り入れ方のポイントがわかり、スタイリングがもっと楽しくなります。
今回ご紹介したローファーはオンオフともに履きこなしやすいデザインなので、ぜひご自身のスタイルに合わせやすいものを選んで、いろんな履きこなし方を見つけてみてくださいね!